クマにあったらどうするか

suzukimasa2010-05-27

こんにちわ

こちらバクダットは15℃をしたまわり、いい天気です。

だから、今日は図書館に行きました。
常々itos氏(いとうせいこう氏)が『書を捨て、図書館へ行こう』と言うとおりに。おなかをポニョポニョさせながら。

だから『クマにあったらどうするか〜アイヌ民族最後の狩人〜』[姉崎等著 木楽舎 2002]を読んでいる。
等さんは1925年(大正14年)北海道生まれのアイヌ民族最後のクマ撃ち猟師。母方のアイヌ民族の集落で暮らしながら猟を覚える。16才から村田銃による狩猟を始め、22才からクマ撃ちを単独で始める。それ以後25年間で60頭を獲る。1990年、春グマの狩猟禁止とともにクマ猟をやめ、以後、ヒグマ防除隊の相談役、副隊長を務める。2001年銃を手放し、65年間に及ぶ狩猟人生に区切りをつける。(〜書籍プロフィールから引用〜)

『クマは人間に遠慮して生きている。』
『クマも時代とともに変化し、車の音、鉄砲の音を聞いても全然逃げない、(略)ペットボトルを押してペコペコ音をたてながら歩くと、クマは来ないですよ。』
『いま北海道にいるヒグマは全部で2000頭(略)千歳にいるクマの数はせいぜい3頭くらいではないか』

以上は心が動かされた、文章の一部である。




この本は、私が編み出した図書室ぶらぶら発見術に基づいた書籍発見であった。
だから今夜は、北海道大学に行きサウスダコタ州の保留地に住むラコタの人々のプレゼンを聴いた。プレゼン者は黒船で渡来した人間であった。

私の質問には『あいどんのー』と答えていた。
私の質問には『あいどんのー』と答えられた。

まるで筑紫哲也にもそんな日があったはず。

もうすぐ夜が明けますね。今日のBGMはなし。:-{}