かんちがい

かんちがいとは恐ろしい

これまで生きてきて何度かんちがいに泣かされてきたのか。
何度かんちがいに泣かされてきたのか。

約束の日時は土曜日なのに日曜日だとかんちがいして、
土曜日のおそく起きた朝の携帯電話の恐怖といったら、
思い出すだけで身震いしてしまう。


大学の2年生まで取得単位はせいぜい60単位だと思っていた。

だから、3年生で40単位は取得してあと24単位にしたかった。
(本学は卒業単位が124単位)

そして、札幌国際大学で38単位を無事取得した。
しかし、そのなか14単位は認められないと宣告された。

だから怒り狂った。
大声で不条理を泣き叫びたかった。

教務課の国内留学担当者では、話にならないので教務課長を読んでもらい
30分は穏便に抗議した。30分は同情をさそいと思いの丈をぶつけた。
それでも、教務課長ではどうにもならなかった。
大学が定める国内留学システムが整っていないという問題であるから。
大学同士の友好のためにトップでの提携システムが、
末端の学生のことを考えられていなかったということだ。





だから、38単位中14単位単位は認められず24単位のみの
置き換えという事態になった。


そこで、かんちがいが起きた。


そもそもだ。確認してみると、2年生までで78単位を取得済みであった。
60単位だとおもっていたのが。

もし、最悪24単位しか認められなくとも合計102単位取得したことになる。



それでも、騙されながら授業を受けた14単位は返ってこない。
1科目2単位なので、7科目分の157.5時間は返ってこない。

わたしは、北海道ではあと157.5時間遊べたわけだ。
睡眠時間の157.5時間ではない。
授業を聴講している、集中した157.5時間である。

人生78年間中の157.5時間を返して欲しい。

お金には変えられないのは当然である。



ただ、かんちがいしていて飛び上がるほど嬉しいのも事実だ。